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- 始まりと終わり
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結果が出ない、という悩みはよく聞きます。
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仕事の結果、試験の結果、恋愛の結果、健康という結果、お金という結果…。
結果を出そうと頑張っているのに、思ったような成果がついてこないのです。
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Aさんは営業として、顧客回りを担当しています。
まじめにコツコツ営業をしているのですが、なかなか結果がついてきません。上司からは、そろそろ無能扱いをされそうな気配です。
営業の仕事自体は嫌いではありません。人と接するのも好きな方です。ただ、あまりに結果がついてこないので、気がつくと下を向いて歩いています。なんとか気持ちを奮い立たせて、何が自分に足りないのか研究する日々です。
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Bさんは最近、体調が優れません。
年齢のせいもあるのでしょうが、疲れがとれず、気分も落ち込みがちです。病院で検査を受けても、治療が必要なほど悪いところは見つかりません。食事にも気を付け、ジムにも通っています。最近は漢方も始めました。少しでも体調を回復させたいと努力する日々です。
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結果は大事です。結果が出なければ意味がない、という人もいます。
でも、本当にそうでしょうか?
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結果が出ないというのは、何かを始めたから起きることです。
それがたとえ仕事だとしても、その仕事を始めなければ結果が出ないという悩みは生じることがありません。何かにチャレンジしたから、結果が気になるのです。
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何も始めなければ、どうなってしまうでしょう?
毎日の生活で考えてみるとよくわかります。
朝、起床するということを始めなければ、寝たきりの生活になってしまいます。
また、始まりがないと、終わることができません。つまり、一日を終わらせることもできないのです。
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始まりと終わり。
これは生活に必要なピリオドです。
結果を恐れて何も始めないのは、生活にピリオドを打たないことにつながります。
寝ているのか起きているのかわからないような生活。
それをあなたは望むでしょうか?
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