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- 経 験
- 「人は、経験するために生まれてきた」
- この『シンラ★コム』を訪れている方なら、何度か目にしたことがある言葉ではないでしょうか。
- なぜ、自分は生まれてきたのだろう?
なぜ、いまここにいるのだろう?
なぜ、こんな思いをしなければならないのだろう?
- 誰しもが一度は感じたことがある疑問に対する答えが、ここにあります。
- 「経験するため」
- 楽しい思いも辛い思いも、それを経験することで、人は人間としての深みや幅ができてきます。つまり成長するわけです。
特に、辛くシンドイ思いは、筋トレが筋肉を鍛えてくれるように、人を鍛えてくれます。ストレスやプレッシャーは、心を鍛えてくれるトレーニング・マシンなのです。
- もちろん、あまりにも深い悩みは、負荷をかけすぎると筋肉が傷つくように、心が傷を負うこともあります。
ただ、嬉しいことも辛いことも、全ては経験と捉えることで、随分気は楽になります。しかも、それは自分のための経験、自分だけの経験でもあるのです。
- その上、人生はバラエティーに富んだ経験を用意してくれています。
周囲に何もない平坦な一本道を歩くのも経験ですが、人生のサービス精神は半端ではありません。
道の周囲には、樹木や植物も、動物や鳥も、川や海や山も用意してくれています。天気だって、晴れの日もあれば雨の日もあり、寒風吹きすさぶ日もあれば、灼熱の日もあります。夜には満天の星まで準備されています。上り坂もあれば下り坂の日もあり、行き交う人々も本当に様々です。服も家も食べ物も飲み物も、味わいつくすことができないくらい、豊かに準備されています。人間の創造した科学技術や文化的なものまで含めれば、この世界はまさに、経験の宝の山と言ってもいいでしょう。
- もし、この世界に飽きているとしたら、それは人生のおもてなしに気づかないだけか、自ら気づかないように目を閉じ、耳を塞いでいるだけです。
- この経験という豊かなおもてなし、サービスを満喫しない手はありません。
- いやいや、いいことだけでいいから、悪いことはいらないから、という人もいるでしょう。ただ、残念かな、人生はいいことと悪いことが必ず表裏になっています。もっと言えば、いいこと、悪いことという区分・区別の判断がある限り、いいことがあると悪いことがあるのです。
- いいことも悪いことも同じ経験。経験という範疇で、丸い経験と四角い経験があり、単に経験の種類が違うだけ…それくらいの捉え方ができれば、シンドイ経験も悩みに至らず、ひとつの貴重な経験として、あなたの成長の糧になってくれるでしょう。
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